今更Kindle Oasis(第10世代)買い替え

数年前からKindle Oasis(第9世代)を愛用しています。Kindle Oasisはこのモデルから防水機能が追加されており、これがとても便利で、浴室という狭い空間でお気に入りの入浴剤に浸かりながらの読書は集中でき、かつ快適で、のぼせないように注意しないといけません。

左:第9世代 、右:第10世代 まったく同じ(笑)

9世代モデルでも全く不満はなかったのですが、色調調整機能のついている第10世代Kindle Oasisもずっと気になっていました。2020年中にUSB Type-C端子搭載のモデルが出るだろうと待っていたが、この記事を書いている12月初旬時点ではそのような情報もないので、中途半端な時期と思いつつ、第10世代モデルを購入してみることにしました。

今更感も甚だしいのですが、第9世代と第10世代のKindle Oasisを比較してみるます。同じような用途での使用を検討している人の参考になれば幸いです。

僕のKindleの使い方(この記事の対象)

  • Kindleで読むものは主にビジネス書。漫画やカラー雑誌等は読まない。
  • 使用場所は主に自宅、公共交通機関の使用や病院など待ち時間が予想されている場所に行く時には持ち歩く。
  • Kindle Unlimited使用。

僕のKindle歴

Kindle Paperwhite 4GB(第7世代)キャンペーン情報なし

Kindle Oasis(第9世代) 32GB WiFI+3G キャンペーン情報なし

【今回購入モデル】Kindle Oasis(第10世代) 8GB WiFIキャンペーン情報なし

先月まで愛用していたのは『Kindle Oasis(第9世代) 32GB WiFI+3G キャンペーン情報なし』という最上位モデルです。無料の3G通信がついているのでWiFiがないところでもKindleの同期や本の購入が可能というものでした。

今回はそれを『Kindle Oasis(第10世代) 8GB WiFiキャンペーン情報なし』に買い替えました。自分にはモバイル通信も32GBの容量も必要ないということが結論です。

モバイル通信は必要?

モバイル通信機能付きモデルは背面のプラスチック部分が

現行モデルである第10世代 Kindle Oasis/Paperwhiteでは4Gモバイル通信付きモデルが選べます。Kindleが1台だけあればWiFiがないところでも本のデータをダウンロードでき、しかも端末を買ってしまえば毎月の通信量はかからないとのこと・・素敵!

と思って、僕はモバイル通信付きのモデルを購入したのですが、実際は使用機会はあまりありませんでした。

  • 3G/4Gでのダウンロードを許可されていない書籍も一定の比率で存在している(漫画や雑誌以外でもダウンロードできない書籍がある)。
  • 自宅での利用が主で、外出時には予め読む本を決め、ダウンロードしてから出かける運用にしていた。
  • 今は至るところにWiFiがあり、1日以上WiFiがない場所にいることはなかったので同期機会は十分にあった。
  • いざというときはスマホでテザリングすれば良い。
  • Kindleのバッテリー持ちを良くするため、機内モードにしている時間が長かった。

第10世代Kindle Oasisの場合、4Gモバイル通信付きモデルとWiFiモデルの価格差は6,000円です。Kindleの3G/4G回線でダウンロードできる書籍がもっとあればよかったのにと思います。

容量は8GB?32GBどっちにする?

モバイル通信付きのモデルにすると、必然的に容量は32GBになりますが、WIFiモデルでは8GBも選択できます。8GBと32GBの価格差は3,000円。この価格差で容量が3倍にできるのなら大抵の人は32GBモデルを選ぶと思います。僕も以前はそうでしたが、今回はリーズナブルな8GBを選択してみました。

  • これまでの運用状況から8GBで問題ないと思えたので不便がないか試してみたい。
    実際使ってみて不便があれば次期モデルで容量を検討すれば良い。
  • 今回は色調調節機能のお試し目的でもあったし、手元に32GBモデルもある。
  • Kindle Oasis(第9世代、第10世代)はバッテリー交換ができない、劣化した場合は買い替えしかないので端末本体は安くても良いと思った。

こういった理由です。

色調調節ライトはどうだろう?

左:第9世代、右:第10世代 Kindle Oasis(色調調節ライトOFF)

気になっていた色調調節機能を早速試してみました。Kindleは元々ブルーライトが少なく、目に優しいことで知られていますが、色調調節でクリーム色に近づけると、なんとなくですが更に目に優しそうな気がします。読み心地も気になったので、交互に使い比べてみましたが、明らかに色調を調整した第10世代の方が読み易いと感じます。

見比べないと分からないレベルかも知れませんが、第9世代はライトが青白く、色温度を調節した第10世代モデルはナチュラルな印象です。

部屋を暗くしている為、赤みがかって見えるが電球色の部屋では違和感を感じない。

いろいろ試した結果、設定はこの色設定に落ち着きました。

意識しなければ慣れてしまって色の変化は感じないかもしれませんが、電球色の部屋で使用する際は得に旧モデルに比べ読みやすいと感じます。

まとめ

半ば色調調節ライトの実験目的で購入した第10世代Kindle Oasis。色調調節ライト以外の目新しさはありませんが、毎日の生活の一部で使うものなのでちょっとした変化が嬉しかったりします。

2021年は新モデルが出るのでしょうか?USB Type-Cに対応した新モデルを強く望みます。2021年はMicro USBとLightningケーブルの持ち歩きをいい加減やめたいのです。