長らくフレッツ光を使用してきたが、ルーターをv6プラス対応に新調したので、興味のあったv6プラスに回線を切り替えた。
目次
v6プラスって何?
初めて聞いた時は「IPv6と何か関係あるの?」程度の知識しかなく、僕も先月まで知らなかった言葉だ。「v6プラス」で検索すると大手プロバイダの説明ページがいくつもヒットして詳しく説明してくれるが、簡単に言うと回線速度が早くなる これに尽きると思う。
プロバイダも変更して月額を安くした
もともとはso-netを使用していた。so-netにもv6プラスのプランはあったが、今回はプロバイダを変更した。検討の結果、選んだのはDMM光。ポイントは以下の通り。
- 月額費用が今までよりも安かった(超大事!)
- キャッシュバックがあった
- 工事費無料キャンペーン中だった
- so-netと違って解約金のルールが緩い
so-netには更新月が設定されていて、その期間外に解約すると解約金(僕の場合は7,500円だった)を払う必要がある。それに対してDMM光は最低利用期間(24ヶ月)を過ぎれば解約金なしというルールが気に入った。
so-netには解約金を支払う事になったが毎月の費用が1,000円弱安くなる計算なので十分メリットは有る考えた。
v6プラスは接続が簡単だった
12月4日、待ちに待った工事が完了した。工事といっても既設設備があるのでONUを置くだけで5分程で完了した。
その際に接続情報(プロバイダにつなぐためのユーザーIDとパスワード)をもらえるものだと思ったが、そのようなものは貰えなかった。DMMから事前にそのようなメールも届いておらず、急に不安になってしまった。
調べたところ。どうやらv6プラスというのはルーターにユーザーIDやパスワードを設定しなくても繋がるらしい。どういう仕組かよくわからないが、実際にルーターの設定を「v6プラス」に変更したらあっさりインターネットに繋がり一安心。
プロバイダの接続情報は基本一度設定を入れればそのままにするので設定頻度は殆どないものの簡単に繋がるということはいいことだ!
回線を切り替えてどうだったか?
僕の家のスピードテストの結果は以下の通り。
なんと約560Mbps!計測中には一時的に600Mbpsを超えることもあった。前は80Mbps出ればいい方だったので、200Mbpsくらいになればいいなくらいに考えていたのだがいい意味で裏切られた。これなら重いファイルのやり取りが増えてもすばやく送受信できるし、別の部屋でネット動画を見ていても快適に使えそうだ。
v6プラスにデメリットは?
v6プラスにはデメリットもあるようなので、乗り換えの際は注意が必要だ。
固定IPが使えない
基本的に固定IPは使えないとされているが、プロバイダによってはオプションなどで使えるケースもあるようだ。ただ、自宅サーバーを運用している人やVPNを使用している企業は注意が必要かもしれない。
特定ポートを使用するオンライゲームやサービスが使用できない場合がある
「ポート」と言ってもわからない人も多いかも知れないが、自宅に防犯やペットの監視目的でWEBカメラを設置している場合は、これに該当するかも知れない。
また、一部オンラインゲームでも特定ポートを使用していることがあるようだ、メジャーな製品やゲームであれば「v6プラス + ゲーム名・製品名」事前に検索することをお勧めする。
専用機器が必要
「v6プラス対応」を謳った機器が必要になる。プロバイダによってはレンタルを選択出来るようだが、最低利用期間中、毎月レンタル料を払い続けることを考えると、買ってしまったほうがいい場合の方が多いと思う。僕が購入した機器はこちら。
デメリットに心当たりがなければ、今までより安い月額で高速回線を手に入れることができるかもしれないので検討する価値はあるサービスだと思う。