MacBook Proの発熱問題対策としてインストールした「Turbo Boost Switcher」、最近Pro版がリリースされていたようだ。公式サイトによると通常版との違いは以下。
- macOS Sierraベータサポート。
- パスワード入力は1度だけ。
- バッテリー駆動に切り替わった際にターボブーストを無効にできる。
- 選択したアプリ起動時に、ターボブーストの有効/無効を切り替え。
- OS Xの通知に対応。
- 温度表示はºCとºFに対応。
- 購入後アップデートは永久無料
通常版の不満は毎回パスワードを入れることだったので、2はとてもありがたい。
3はバッテリーの駆動時間を延ばせるので、外でも中でも使う人にとっては便利だろうし、4の機能もうまく設定してあげることで、通常は発熱と電力消費を抑えつつ、局所的にパフォーマンスを上げることができそうだ。
3と4の機能は通常版でも手動で切り替えを行えばできることだけど、その手間がなくなることに慣れてしまうと、戻りたくなくなってしまう。
通常版と使い比べてみて、気になったのは温度が全く違うこと、Pro版は通常版と異なったセンサーの温度を表示しているようで、それぞれ
- 通常版 = CPU CORE
- Pro版 = CPU Proximity
の温度を表示しているようだ。
その為、Pro版の方が低い温度が表示されることになるので、効果を見る時は注意が必要。これは今後のバージョンアップでいずれかに統一されるかもしれない。
「Turbo Boost Switcher Pro」は通常$9.95だが、2016年10月14日現在プロモーションコードを使うことで20%オフで購入できる。プロモーションコードは公式サイトの「Read this!」をクリックすると表示される。
Macの発熱を抑えたい人、MacBookのバッテリー駆動時間を延ばしたい人は今のうちに購入しておくのがいいかもしれない。