12インチのMacBookはメインマシンになるか?

今月購入したMacBook(2017)の使い心地について。購入時の記事は以下。

購入したのはCTOモデルでカスタマイズは以下の2点、ストレージは標準の256GBで十分と判断した。念の為AppleCareも付けた。

  • メモリ8GB→16GB
  • USキーボード

ネット上のレビューを見る限り、2017年のm3プロセッサモデルでも数年前のMacBook Pro同等のスコアが出ているとかで、あわよくばメインで使用しているiMac Retina 5K(2015)から乗り換えできないかと言う期待を持ちつつの購入だった。もちろん実用するには発熱を抑えないと処理速度は落ちるだろうけど、今使用しているiMacはHDDなのでSSDの利も大きいのではないかと…。

実際の使い勝手はどうか?

約1週間ほどメインマシンのiMacからMacBookに切り替えて仕事をしてみた。さすがに27インチで行っていた仕事を12インチに急に切り替えるのは無理があるので外部ディスプレイと外部キーボードは使用したが、感想は以下の通り。

思っていたよりサクサク仕事をこなしてくれる

2017年モデルについて事前に調べたところ、ネット上の意見は割れていた。

  • m3プロセッサは少し前のMacBook Pro同等の処理能力でスペックに不満はない
  • 2017年モデルでも動作は遅くメインマシンとしては変えない

結局は使い方次第だと思う。自分の場合、主にWEBプログラミング用途だが、大きなストレスは感じなかった。主に常用しているアプリを参考までに列挙しておく。

  • ATOM
  • Sourcetree
  • Slack
  • Transmit & Coda
  • Evernote
  • Microsoft Excel & Word
  • Firefox

ごくたまにPhotoshopとIllustratorも使用する。つい最近Illustratorで看板デザインデータの簡単な修正作業があったので使用したが思っていたよりもスムーズに作業を終えることができたが、本格的なDTPは16GBでも厳しかもしれないという感覚。

自分の場合事前にネット上の酷評も見ていたので「思っていたより酷くないぞ?」と感じたというのもあるかもしれない。

発熱は高くない(と思う)

数年前MacBook Proの発熱問題に悩んだことがあった。

今回もファンレス機ということで熱については多少の不安はあったものの、少なくとも自分が以前所有していたMacBook Proよりは発熱は少なかった。

室温22℃の部屋でFirefoxのタブを20個くらい開きながら、常時外部モニターでプログラミング中をしている時のCPU温度は45℃前後、YouTubeを再生しながらのブラウジングで70〜80℃といったところ。以前のMacBook ProでCPU温度100℃を経験していたせいもあるかもしれないが、このくらいなら大丈夫ではないかと思えた(初期モデルでもないし)。

夏になれば変わるかもしれないし、一応発熱対策に関しては別の機会で考えてみようと思う。

Type-C 給電が便利

既に2台のWindowsモバイル機を所有していたがMacは初めただった。これらでACアダプタを共有出来るというのはとても便利で、自宅内でACアダプタを持ち歩く必要がない。

車での移動が多い人にも最適だ。今までのノートパソコンの場合はシガーソケット用のACアダプタや100Vインバーターがなければ車内での給電はできなかったが、このようなチャージャーが1つあれば手軽に給電できる。ここ数年はType-Cへの移行期だと思うので、新たにチャージャーを買うのならType-Aコネクタも備えているものが安心だ。

スマートフォンもType-C搭載が主流になりつつあるので、今後はもっと便利な環境になることを期待したい。

持ち運ぶのが楽しいMac

1Kg以下の重量がこんなにも楽しいとは思わなかった。macOSをこんな手軽に持ち歩けるのはありがたい。自分好みにカスタムして楽しめるのもMacBookの醍醐味。 WraplusのカーボンスキンとHHKBのステッカーを貼ってみた。

僕の結論-メインマシンをiMacからMacBookに変更することにした

まだ使い始めて間もないが、完全にメイン環境をMacBookに移行してしまおうと考えている。もともと複数マシンを使い分けるほど器用ではないのでメイン環境は1つにしてしまいたい。いろいろと工夫も必要かもしれないが、それを考えるのも楽しみであり、知識を増やすチャンスのはずだ。